馬券必勝法

東京競馬場で有利な脚質は?高速馬場・良馬場の場合?

2021/01/14

▼直線が長い、東京・新潟・中京は逃げ・先行馬にアドバンテージがあるのか?

自信の肌感では、

最後の直線が長い東京競馬場でも、前で競馬をした馬を狙った方が儲かりやすい

具体的に掘り下げてみます。

▼直線が長い競馬場では、差し・追い込み馬が有利というイメージが強いですね。

ただ、東京などの直線が長いコースでも、回収率が高いのは逃げ・先行馬です。

▼競馬で長いコースで差し・追い込みが届くというのは、トラックバイアスが「外が伸びる」場合です。

外が伸びる場合は、直線で外に出して、伸びてくる差し・追い込み馬に有利となります。

逃げ・先行馬はインコースを走るので、馬場の内が荒れて伸びない時は不利になります。

▼ただ、競馬の馬場保管技術は高く、馬場の内もあまり傷みにくなっているように思います。

それゆえ、「高速馬場」である、パンパンの良馬場になることが多く内の馬が粘るレースが増えています。

▼芝のコンディションが良い場合は、差し・追い込みは不利です。

イン・アウトの伸びが同じ場合は、距離のロスがないインコースを回ってきた馬が有利です。

▼なので、芝造園技術が向上するにつれ、芝はコンディションは良くなり、逃げ・先行馬がさらに有利になるかもしれません。

ひと昔前は、追い込み馬が差しを決める場面もよくありましたが、近ごろは直線一気を決めることは難しいです。

ですので、回収率を上げ儲けるには、追い込み馬よりも先行馬を狙った方がいいです。儲かりやすい印象です。

自信は軸馬は先行馬を選ぶことが多いです。

ただ、トラックバイアスが外に向いている場合は差し馬を軸に選ぶ場合もあります。

▼具体的な東京競馬場の脚質別データを見ましょう。

【東京 芝コース 単勝回収率】

・2010~2018.1
・2000

◆逃げ 182%
◆先行 82%
◆中団 65%
◆後方 32%

前で競馬をした馬ほど回収率が高いことが分かりますね。

上に書いたように、「東京は直線がながいので、追い込み馬を狙う」という方が今でも多いですが、
むしろ最近は、東京競馬場が逃げ・先行が粘るレースが増えています。

▼例えば、2015年 ヴィクトリアマイル(G1)では、
ストレイトガール
ケイアイエレガント
ミナレット

の3頭が逃げ・先行馬の前粘り決着で、三連単が2000万円を超える超超穴馬馬券が生まれました。

▼上記のデータは、全クラスにおけるデータですが、重賞レースのみにフィルタリングしても同じ傾向がみてとれます。

【東京 芝 重賞 単勝回収率】
・2010~2017・11
・189レース

◆逃げ 179%
◆先行 67%
◆中団 61%
◆後方 42%

先行馬こそ、回収率は落ちていますが、前の馬の方が回収率が高いことが分かります。

「東京のような最後の直線を穴馬が逃げる」というケースが多々あるわけです。

東京の重賞レースでは、レースレベルも・ペースも上がり逃げ・先行馬には厳しくなる印象ですが、
基本的には前が有利であることが分かります。

▼ここで、「今回はどの馬が逃げるのか?」が予想する上でのポイントなのですが、出走メンバー、騎手を眺めると、
ある程度は、前目で競馬をする馬を予測することは出来ます。

▼脚質ベースで予想する場合の留意点として、
前走、逃げ・先行だからといって今回期待値が高い」わけではないことです。
ここが難しいです。

つまり、「結果論として、前に行った馬」の回収率は高いのですが、「前走で前目で競馬をした馬」を狙っても、
単純に回収率が上がることは上がりません。

▼少し話はそれますが、
やみくもに、逃げ・先行馬を狙っても儲かりにくい
今回のメンバー構成で、逃げ・先行しそうな馬はの期待値は高い
と認識しています。

▼今回は、東京競馬で有利な脚質について書いてみました。

まとめると、
東京競馬場のように直線が長くても、中長期的な回収率は逃げ・先行馬が回収率が上がりやすい
自信は、直線が長い競馬場でも、迷った時は前目の馬を選ぶ場合が多い
です。

極論、どこの競馬場でも、逃げ・先行馬が有利です。
直線一気の差し馬は、人気になりやすいですが、追い込み馬は不利も多い上に、
過剰に人気しやすいので、馬券で儲けようと思う場合は「逃げ・先行馬を狙った」方が利益になりやすい
と考えています。

東京競馬場は前に行けば儲かる?

▼直線が長い競馬場でも、先行馬を狙った方が儲かると述べてきました。
さらに、ここでは掘り下げてみます。

▼逃げ・先行が利益になるということは、「人気薄の逃げ・先行馬が回収率を上げたのでは?」と
考えることが出来ます。

具体的にデータを見てみましょう。

【東京競馬場のデータ】
単勝回収率
特別戦・芝ダート
逃げ・先行馬

・1~5人気 107%
・6~10人気 108%
・11~18人気 196%

東京で、逃げ・先行馬は、人気薄だけではなく、1~5人気の人気馬でも、単勝
回収率は+です。

▼すなわち
「東京では、前に行ける馬を狙えば儲かる」
ということになります。

▼すべての競馬場でこの傾向が見てとれますが、東京競馬場はこの傾向が強い、つまり先行馬
は儲かりやすいということです。

これはジョッキーの心理面からも、「直線が長いから大丈夫」という思いがあるからではないでしょうか?

▼競馬は、騎手の戦略や、心理状態に展開が大きく左右されます。

多くの騎手が、「直線が長いから後ろでも大丈夫」と思っていると、前目の馬にはプレッシャーがかからず、
そのまま粘るケースが多くなるわけです。

▼それゆえ、儲けるには、「逃げ・先行馬」を狙った方がいいと考えています。

ここで何度もいいますが、「今回のレースでは、どの馬が前にいくか予測できない」ということがポイントです。

前走で、先行したからといって、今回も必ず先行するとは限りません。

これについては、上述の通り、「出走メンバー」「騎手」を加味して、「前目につけそうな馬」を見極めることが大切です。

▼競馬では、「先行力」がカギであると考えています。

多くの競馬ファンは、「直線一気の瞬発力」や「上り32秒台!」などに魅力を感じます。

「先行馬」ははっきり言って、そういった派手さがないので、その素晴らしさが認知されていないように感じます。

▼近頃は、G1レースでも「超スローペース」になることが多く、ヨーイドンの瞬発力勝負になることが多いです。

瞬発力勝負では、明らかに追い込み馬は不利になり、先行馬が粘るケースが多いです。

▼自身の肌感では、スローペースのレースが多い印象で、「前潰れ」になるレースが少ない印象です。

なので、先行馬を全部切るような馬券構成ではなく、いわゆる「前残り」を意識して馬券を組んだ方が、中長期的な
回収率は高くなると考えています。

▼「豪脚一気」や「末脚勝負」は、ギャンブルのような側面があります。

「末脚発揮できず」というように、不発で終わることもあり、それは実際にレースをやってみないと分かりません。

競馬は、馬場コンディションに結果が大きく左右されるので、不確実性の高い、差し・追い込みは期待値ベースでは不利になります。

競馬は前が有利である。

そう考えています。

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