馬券必勝法

フルゲート18頭立てのレースは儲からない?不利を受けるリスク多し

2021/01/14

フルゲート多頭数は利益になるのか?

▼フルゲート(18頭)は儲かるのか?

Ochiaiの肌感覚で言えば、
「多頭数は不確定要素が多く、14~16頭立てくらいが回収率が安定しやすく、上がりやすくもある」
「18頭のフルゲート立てのレースを買う場合は、超超大穴は買いません。即切り。次に馬格を確認し、牝馬の内枠は割引ます。」

これについて掘り下げてみましょう。

▼前回の投稿では、「小頭数は儲けることができるのか?」について書きました。
今回はその逆で、多頭数でさらに18頭立てについてです。

▼Ochiaiの感覚では、18頭立てのレースは小頭数と逆ですが、「儲けにくい」という点は共通だと思っています。

頭数が多いと、的中率は下がり、また狙うゾーンがぼやーっとしてしまいます。

▼自分が狙った馬が、人気がなく馬券的にうま味があったとしても、頭数が多い場合、
狙った馬が不利を受けてしまったり、レース中のトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

18頭フルゲートの場合は、レースが荒れる傾向にあります。

▼配当が荒れるのではなく、レースが荒れます。

配当が荒れる=人気薄が穴をあける。ですが、レースが荒れる=不利を受け
まともに競馬を出来ない馬が多くなるという意味です。

▼配当が荒れるのはあるおおよそ予想できますが、レースが荒れるのは実際にレースが始まらないと分からない
ことなので予測できません。

予測出来ない事態が起きるということは、利益をだすことは難しく、結果、回収率が上がりにくいということになります。

▼なので、自信は18頭フルゲートのレースはあまり買いません。

ただし、重賞や、g1は18頭フルゲートでも、割と思い通りになるので、重賞はフルゲートも買うことが多いです。

▼18頭フルゲートでも、「買い目、点数を増やす」ことが出来れば、割と安定的に儲けることが出来ます。

その分、必要な資金は多くなります。資金に余裕がない人は多頭数のレースが避けた方がいいでしょう。

多頭数のレースは、的中率をよくするためには、多くの点数を買う必要があります。資金がものを言います。

つまり、合成オッズを一定にするため、小頭数の場合よりも多くの点数をかわざるをえません。

ですので、どのレースを購入するかは、自己資金と相談し、何頭立てを狙うのかを考えるのが、
プラス収支に持っていくためのポイントです。

▼上でも書きましたが、Ochiaiは18頭のレースを買う場合があります。
その際の狙い方を書きます。

ばず、18頭いる場合、

「15番人気は問答無用で切ります。秒で切ります。」
から始めます。

データを見てみましょう。

【18頭フルゲート、15番人気以下】
2010~2018.1
2577レース対象

勝率 0.2%
複勝率 1.6%

単勝回収率 32%
複勝回収率 49%

これでは、利益を出すには程遠いので、15人気以下は問答無用で切ります。

▼複勝率が1.6%ということは、

15番人気の馬は100頭が走った場合に、1頭しか複勝しません。

「その一頭」のために、超大穴馬券をずっと追い続けている競馬ファンは実は一定数います。

魅力はありますが、精神衛生上と、資金管理の観点からこういった買い方はおススメしません。

なので何度も書きますが、15人気以下は切ります。

▼次に枠順について考えてみます。
これは、Ochiaiの独断ですが、「多頭数では、内枠に寄りすぎると、期待値が下がる
と考えています。

直観的に考えても分かると思いまうが、頭数が多いと内枠の馬はそれだけ包まれるリスクがあり、
直線抜け出せないという状況が生じます。

特に、「メス馬」は、繊細な場合が多いので、包まれてもまれた場合、走る気をなくして、
しっかりと走らなくなるケースが多いです。

実際のデータを出してみます。

【フルゲート18頭立ての 1~3番の牝馬】
2010~2018.1

勝率 4.9%
複勝率 15.5%

単勝回収率 63%
複勝回収率 73%

単勝回収率が54%しかないので、厳しい条件であることが分かります。
多頭数の馬番1~3番は期待値が下がる。牝馬はその影響が大きい
と考えています。

▼18頭も頭数が揃っている場合は、まずは15番人気を思い切って切るなどの戦略を立てないと、
点数が増えてしまいます。

18頭フルゲートを買う場合は、

1~10番人気の中から、軸は内側の馬(牡馬)。馬格、馬体重がある馬をまず考える
とすることが多いです。

▼今回は、フルゲート18頭について書きました。

まとめとして、
「多頭数(18頭フルゲート)は、小頭数のレースよりも儲けやすいが、点数が増えるので資金が必要」
「さらに、多頭数の場合は、体が小さい馬や牝馬の場合は、当たり負けで不利を受け、回収率が上がりにくい」

と考えています。

▼競馬は、「頭数」によって展開が大きく変わります。

例えば、10頭と、18頭立てのレースでは、戦略は大きく変わります。

多頭数の合成オッズについて

フルゲート18頭についてもう少し、掘り下げてみます。

競馬では、出走頭数で馬券の組み方が変わります。

当然ですが、「小頭数は小点数」「多頭数は多点数」
になります。

▼これは、合成オッズを考えているからです。

出走頭数が多い場合は、平均配当は上がるので、点数を増やしても、合成オッズは下がりません。

要は、頭数が多い場合は、的中時の配当が多いので、点数を多くしても回収率をある程度維持する
ことが出来ます。

▼例にあげるならば、小頭数で「馬連3点」が、多頭数では「馬連10点」ほどに相当します。

合成オッズを同じくらいにするには、小頭数と多頭数で、同じような点数を買ってはいけません。

18頭立てのレースで、馬連が3点だけだと、的中率は下がり、収支が安定しません。

▼これはOchiaiの考えですが、合成オッズ・的中率・回収率のバランスを一定に保つような
買い方をしなければなりません。

このような買い方をすれば、長期的だけでなく短期的な収支も安定させることが出来ます。

▼「大穴の1発」狙いは非常に派手で魅力的ではありますが、連敗が続くでしょう。
的中率を下げ、大穴を狙い続けた場合、合成オッズは上がりますが、資金がつきてしまいます。

▼Ochiaiも以前は、多く負けていましたが、今はPATに資金を入金することはなく、
PAT内だけの資金で馬券を買えるほど安定しています。

PAT内の資金を増やすのがゲームのようで楽しいですね。

▼フルゲート18頭は、小頭数と同じように、普通な買い方をしていると回収率は下がる一方です。

ですので、多頭数を買う場合は、1点当たりの金額は薄くして、広く点数を多くし資金を分散させるように
しています。

多頭数は、配当が基本的に高いので、広く手を出しても、中長期的な回収率は安定的に維持できます。

▼フルゲート18頭立てのデメリットとしては、「相手抜けが多くなる」ことです。

相手を買っていなかった・・・! とい状況ですね。 よくあります。

これが18頭立てなど多頭数の場合多くなります。

▼確率で考えた場合、頭数が増えるほど、「抜け」が起きる確率は高くなりますね。
ということは、頭数が多くなれば、抜けで外れる確率は高くなります。

当たった場合の払い戻しは大きいですが、この部分のバランスの調整を誤ってしまうと
フルゲート18頭立てで馬券収支が下がってしまいます。

▼上記の通り、馬券は相手を10頭程度に絞ります。

極論、10頭立ての場合は抜けはないです。
ただ、18頭いる場合は頭数が倍近くになるので、
馬の力が同じ場合抜け確率は高まります。

▼ただ、実際には、弱い馬は馬券になることは少ないので、思うほど抜けリスクが
高まるというわけではありません。

15~18人気の馬が馬券になることはまれです。

よって、抜けが怖くなる気持ちは分かりますが、頭数が増える分「不利」を受けやすいので、
その点で、フルゲートの18頭立ては難しいです。

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